📖 業界研究のやり方 — ビジネスモデルから始める企業分析
「業界研究って何をすればいいの?」という就活生へ。遠回りに見えて一番の近道は、企業の「お金とモノの流れ」=ビジネスモデルを理解することです。このページでは、その進め方を3ステップで解説します。
なぜ「ビジネスモデル」から始めるのか
会社案内の言葉(「社会に貢献」「イノベーション」)は、どの会社も似ています。でも儲け方は会社ごとに全部違います。誰からお金をもらい、何を届け、なぜ他社に負けないのか——ここが分かると、事業内容・強み・社風までつながって理解でき、志望動機も「自分の言葉」になります。
業界研究の3ステップ
ステップ1:お金とモノの流れを図にする
気になる会社について「登場人物(顧客・仕入先・パートナー)」と「矢印(お金・商品・サービス・情報)」を描いてみましょう。ビジモ図鑑の400社の図解を真似するのが手っ取り早い練習になります。
ステップ2:「誰が支払っているか」を確かめる
ユーザーと支払者が違う会社は要注意です(例:リクルートやテレビ局は、ユーザーは無料で企業が支払う)。お金の出どころ=その会社が一番大切にする相手。働く自分が誰に価値を届けるのかが見えてきます。
ステップ3:ライバルと比べて「違い」を言葉にする
ユニクロとZARA、コマツとキャタピラー、VisaとJCB——同じ業界でも儲け方は違います。「なぜ競合ではなくこの会社か」をビジネスモデルの違いで説明できれば、志望動機は完成に近づきます。各企業ページの「ライバル・競合企業」から比較してみてください。
- 志望動機:「御社の〇〇という仕組みに魅力を感じ…」と構造で語る
- 逆質問:収益構造を踏まえた質問(例:ストック収益の比率を今後どこまで高めたいですか?)
- 他社比較:「同業の△△社と比べて、御社は□□の点で違うと理解しています」
よくある質問
Q. 業界研究は何社くらい見ればいい?
まず1業界につき3〜5社を比較するのがおすすめです。1社だけでは「その会社らしさ」が見えません。同じ業界の会社を並べると、違いが立体的に見えてきます。
Q. 数字はどこまで覚えるべき?
丸暗記は不要です。「売上の規模感」「収益の柱が何か」「利益率が高い/低い理由」の3つを自分の言葉で言えれば十分。正確な最新数字は面接前に各社のIRページで確認しましょう。
Q. 文系でもビジネスモデルの話はできる?
むしろ文系の武器になります。技術の詳細ではなく「仕組みの面白さ」を言語化する力が問われるからです。用語辞典の32キーワード(サブスク・SPA・ロイヤリティなど)を使えるようになると、一気に語彙が増えます。
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